確かな技術と高知の食材で作る日本料理
東京・銀座 銀座 座屋
高知県産の食材を使った日本料理が楽しめる、「銀座 座屋」。4つあるコースのすべてで出される人気の定番料理が、高知名物「鰹の藁焼き」だ。高知から毎日空輸される鰹を串に刺し、燃え上がる藁に入れて焼く藁焼きは、素材そのものの美味しさがよくわかる調理法。調理場を囲むカウンター席では、このダイナミックな藁焼きの様子を間近に見ることができる。藁の香りがほんのりと移った鰹は燻製のような趣があり、あぶった皮目はこんがりと香ばしい。その他のコース料理は、旬の食材を使った月替わりのもの。いずれも、日本料理の粋を感じさせる繊細な技、美しい盛り付けが魅力となっている。「当店は高知にも店舗がありますから、送られてくる食材は、現地の目利きが厳選したもの。
旬をいただく日本料理と、高知の食材の出会いを楽しんでいただければ」と、料理長の中野寿孝さん。秋は甘鯛、のど黒などの魚介類が出回るほか、土鍋で炊く新米と、四万十川の源流で放し飼いされた地鶏、「土佐ジロー」から生まれた卵を使った卵かけご飯も好評。季節の口福との出会いを求め、繰り返し訪れたくなる店だ。
Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Ryoko Nakagawa
基本情報
記事更新/ 2013.9.18
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