飽きのこないまろやかな味のロールキャベツが人気
東京・新宿 つばめグリル
1996年に新宿タカシマヤタイムズスクエア店がオープンして以来、人気店の座を守り続けている「つばめグリル」。特に女性からのオーダーが多いというロールキャベツは創業当時からの定番メニューだ。調理長の松田幸二さんによると、豚肉は宮崎県のはざま牧場のもので、大豆をつぶした飼料で育てた「きなこ豚」といわれるもの。それにタマネギや卵、シイタケのみじん切りなどを入れ、さらに米を加えてキャベツでくるむ。この米がおいしい肉汁を全部吸い、外に逃さない仕組みだ。野菜と丸鶏を10時間も煮込んだスープで、ロールキャベツをさらに1時間煮ることにより、シンプルだが、まろやかで飽きのこない滋味深い味わいのできあがり。
ディナータイムには、自家製ウインナーとトマト丸ごと1個を一緒に煮込んだロールキャベツのポトフに。やわらかくなったトマトを少しずつ崩しながら、味の変化を楽しみつついただける。ロールキャベツをはじめ、自家製のパテやアイスバインなどの豚肉料理におすすめなのは、なんといってもビール。「つばめグリル」では「エルディンガー」や「ビットブルガー」などのドイツビールがそろっており、幸せ感を誘うこの組み合わせは冬でもやめられなさそうだ。
Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Tomoko Ohashi
基本情報
記事更新/ 2013.11.18
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