昼は伝統的な洋食を、夜は本格フレンチを楽しむ
東京・京橋 レストランサカキ
平日の昼は丁寧に作られた洋食ランチを求める人々でにぎわい、夜はゆったりとフレンチのコースを楽しむ人々が訪れる。青いファサードと白い扉が印象的な「レストラン サカキ」は、そんな店だ。平日昼のみのランチメニューには、「エビフライ」「メンチカツ」「目玉焼き付きハンバーグ」「もち豚のポークカツ」など、誰もが知っているメニューが並ぶ。腕を振るうのは、四谷の「北島亭」や本場フランスでフレンチの経験を積んだ4代目の榊原大輔シェフ。「昔からのお客さまもいらっしゃるので、洋食のメニューにはオーソドックスなものを揃えています。ただ、油を少なめに、軽めに仕上げるなど、時代も意識しています」と、榊原さん。
そのため、フライものはサクッと揚がるよう、揚げ油はこまめにかえ、丁寧に油を切っている。また、エビフライのタルタルソースはシェリービネガーを増やし、風味は保ったまま油の量を減らすなど、随所に工夫を凝らしている。「隣のテーブルの人が、『食べてみたい』と思うように」と、高さを出した盛り付けは、洋食の王道とレストランの“特別”を両方感じさせるもので、ボリュームも十分。少し足をのばしても食べに行きたくなる洋食ランチだ。
Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Ryoko Nakagawa
※昼はクレジットカード使用不可
基本情報
記事更新/ 2014.04.08
※表示価格は税(8%)込み・サービス料別の表示です。