「ヴィラモウラ」は、赤坂と銀座に２店舗を構えるポルトガル料理店。ポルトガルといえば大航海時代に栄華を極めた海洋国のイメージが強い国ですが、北部には山岳、南部には平原が広がり、海だけでなく山の幸も取り入れた料理はバラエティー豊かです。現地で料理を学んだ赤坂店の池田富夫シェフによると、ポルトガル料理の特徴は素材をシンプルに生かすこと。「てんぷらも南蛮漬けも、かつてポルトガルから伝わった料理です。日本人の味覚に合うものが多いですよ」と教えてくれました。

「ヴィラモウラ」で楽しめるのは、ポルトガル各地の伝統料理。メニューや雰囲気は赤坂店と銀座店で多少異なり、たとえば「ペティスコス」と呼ばれるポルトガル式の小皿前菜（１品500円）があるのは赤坂店のみとなっています。ポルトガルの古城をイメージした赤坂店は、ポルトガルのタイル“アズレージョ”が醸し出す異国情緒も魅力的。広々とした店内には、大小の個室も3室ございます。

赤坂店と銀座店共通の人気メニュー「イワシのオーブン焼き」は、にんにくオイルと塩、こしょうをかけて高温のオーブンで焼いたポルトガルの伝統料理。脂ののったいわしのおいしさをそのまま味わえるシンプルさは、日本料理との共通点を感じるほどです。

にんにくとローリエでマリネしたお肉や魚介のバーベキュー「エスペターダ」は、ポルトガルの首都リスボンから約1,000km離れたマデイラ島の名物料理。月桂樹の枝を利用した串焼きをルーツとする料理ですが、近年は“剣”に肉を刺して焼くスタイルが定着しており、「ヴィラモウラ」では太い“剣”状の金串が使われています。赤坂店で楽しめる「エスペターダ」は牛、豚、鶏、ソーセージ、メカジキなど7種類で、銀座店は牛、豚、仔羊の３種類。両店ともに一番人気の「牛肉のエスペターダ」は、ほのかに甘いローリエの香りが牛肉のうま味を引き立て、赤ワインとぴったりの味わいです。

食後に楽しみたい半熟カステラ「パオン デ ロー」は、ポルトガルの修道院生まれの素朴な伝統菓子。ポルトガルの修道院では昔、衣類の糊づけに大量の卵白を使ったため、残った卵黄を活用して生まれたのがこのお菓子です。中心をなめらかな半熟状に仕上げたカステラは、やさしい甘さ。赤坂店でも銀座店でも人気の定番デザートです。

「ヴィラモウラ」の赤坂店・銀座店の両店では、ディナータイムに１グループ6名様までご利用いただけるワンドリンクサービスの特典をご用意しました。ご友人とお誘い合わせのうえ、素朴で親しみやすいポルトガル料理を楽しんではいかがでしょうか。

Photo/Reiko Masutani
Text/ Megumi Komatsu

〈おすすめメニュー〉

アラカルト「イワシのオーブン焼き」 600円
アラカルト「牛肉のエスペターダ」 2,100円
アラカルト「パオン デ ロー」 450円
アラカルト「魚介のカタプラーナ」 Sサイズ3,000円、Mサイズ4,200円
ポルトガルランチコース　1,800円

※税込・サービス料なし
※記載価格は赤坂店のものです。銀座店は価格が異なります

〈カード会員様特典〉

「乾杯ドリンク」よりお好きなドリンクを１杯サービス

♦特典期間
2019年4月18日（木）→5月17日（金）

♦特典条件
赤坂サカス店または銀座店でディナーを予約された方のみ（1グループ6名まで）。特典は赤坂サカス店または銀座店でご利用いただけます。

※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
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