和魂洋才、箸でいただく洋食の極み
東京・赤坂 津つ井
「にっぽんの洋食」のキャッチフレーズで知られる「赤坂 津つ井」は今年で創業61年。のれんをくぐるとまるで料亭のような高級感ある内装の老舗洋食店だ。卓抜したアイデアで洋食の礎を築いた創業者、筒井厚惣氏が考案した名物「ビフテキ丼」2,808円、「マルセヰユ鍋」1,965円などの定番メニューも変わらず人気だが、気になるのは真っ白なオムライス。こちらにハヤシソースがかかった「白オムハヤシ」は味と見た目、両方でオムライスの固定観念を覆す。白さの秘密は青森産の「玄米卵」という黄身が白い卵を使用しているから。
しっかりとした厚みと弾力がある卵に包まれるライスも従来のトマトソースを使うチキンライスとは異なり、チキンブイヨン香るさっぱりとした新しいオムライスの味だ。そこに濃厚なデミグラスベースのハヤシソースが豪華にかかり、絶妙な味の調和となる。ぜひ、おすすめのオーガニックワインとも合わせて味わいたい。
Photo/ Kazue Shibuya
Text/ Erika Sugai
基本情報
記事更新/ 2011.9.20(表示価格は2014.10.16更新)
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